すご~く楽しみにしていた「第1回 世界すし博覧会in静岡」が始まりました。
グランシップがメイン会場となり、エスパルスドリームプラザがサテライト会場になっていますが、今日はメイン会場の方に行ってみました。
午前10時開場のところ、10時半過ぎに到着。開場入り口に、樹脂でできた寿司の食品サンプル盛り合わせがお出迎え。魚がし鮨のマスコットがいたり、桜えびの試食があったり、生姜茶の試飲があったり、静岡大学の学生が野菜を売っていたりしていました。
折角なので、しずおかちらし(800円)や海苔、ヤマシラタマの醤油やところてんなどを購入。
今日のお昼は、静岡ちらしにしました。全然並ばずに買えたのはラッキーでした。これだけのイベントに対応するための下準備は大変だし、事故を起こさないように万全の体制づくりは大変ですね。次回以降も頑張って欲しいです。
そのほか、タビックスジャパンが日本各地のすし弁当を販売していました。こちらも人気で早い時間に売切れてしまったものが多かったようです。
グランシップの3階では、鮨や醤油、酢の歴史や発展史なんかが展示されていました。これは興味のある分野です。すし博覧会ですから、全国のお鮨や鮨の原型、世界中で発展してきたすしの仲間なんかを食べられるような屋台村みたいなものがあると嬉しいんですけどね。写真の江戸前寿司は、江戸時代に今の握りずしを作ったとされる華屋与兵衛の復刻(樹脂サンプル)ですが、こちらはエスパルスドリームプラザで実演・試食会をやっているそうです。
一旦、家に帰ってからもう一度会場に出向き、今度は6階で開催されている「世界Sushiスタジアム」で試食。
午前中に予約し、2000円を払って5人の創作すしを味わいました。
①ジェフ・ラムジー氏(アメリカ) 【メニュー名】電気うなぎ
鰻蒲焼の表面をバーナーで軽くこがした香ばしさと山椒入りアボカドソース(?)がマッチしています。アボカドは良く分かりませんでしたが山椒を擂ってペースト状にしたソースは良いですね。
②ポンタス・ジョンソン氏(スウェーデン) 【メニュー名】シーバックソーン
ホタテはフルーツとも相性が良いので違和感無く食べられました。上に飾られた桜えびチップの分量がもう少し多いとシェフのこだわりがハッキリすると思うのですが、欧米人が米をサラダ(野菜)として見ている感性が伝わってきました。
③マレック・ホラ氏(チェコ) 【メニュー名】プラハ通り
マグロの赤身を黒ビールで漬けにするという思い切ったメニューで、上にりんごの千切りがトッピングされています。田楽味噌(?)のようなソースがマグロとりんごとの味のつなぎになっていて意外と一体感のある味でした。
④ホセ・カルデロン氏(メキシコ) 【メニュー名】メキシコの桜
海苔の代わりにブリトーの皮を使い、アボカドや黒トビコ、揚げた桜えびが軍艦巻きのようになっています。青ハラペーニョ入りのソースとトマトのソースが敷いてあり、桜えびの香ばしさとアボカドの味、トビコの触感とソースの辛味がマッチしていました。全体のボリュームに対してブリトーの皮が相対的に厚くて際立ってしまうのはチョット違和感が残りました。
⑤ユリー・キム氏(ロシア) 【メニュー名】赤の広場
マグロの上にゼリーが乗せられていて、その上にバルサミコを絡めたネギ(?)がトッピングされています。一口で食べると、マグロとバルサミコの味が一体になり、美味しく食べられます。シャリの芯にクリームチーズが入っていますが、こういうのも面白いですね。
外国人シェフの感性を味わう事で、魚介類を使ったオードブルのヒントになるようなアイデアを沢山感じる事ができて面白かったです。
明日は、エスパルスドリームプラザに行ってみます。明日も新たな発見があることを期待しています!
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