メタボリック対策に発芽玄米を!
先日、静岡大学生物産業創出推進拠点 第17回研究会に行ってきました。
お題は『総合科学としての食-食材料科学・効脳・おいしさの評価-』ということでした。
講演はかなり難しい内容のものもありましたが、㈱ファンケルの辻氏が発表された『メタボリック症候群対策のための発芽玄米』は、身近な話題として解りやすいものでした。
玄米を炊くよりも発芽玄米のほうが『ギャバ』の含有量が多く、糖尿病や高血圧、高脂血症などについて改善を期待できるのだそうです。
中でも興味深かったのが、米ぬかにはコレステロールを低下させる働きがあり、中性脂肪値も改善できるという点でした。食物繊維の中でも米ぬかにはコレステロールの原料となる過剰なステロール類が体内に吸収されるのを抑制する効果があるという点。
脂の旨味が恋しい時にはもってこいですね。
講演会でも話題になりましたが、『トンカツ』を食べるのなら、カツサンドよりも発芽玄米を炊いたご飯と一緒に食すほうが良いということです。
そして、米ぬかを使った食品といえば『ぬか漬け』ですね。米ぬかを直接食べるわけではありませんが、乳酸菌の効用も期待できる伝統食品の優等生なんですね。
早速、今日のご飯は発芽玄米にしてみましたが、なんとなくありがたみがあるような気がして嬉しかったです。
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