毎年楽しみな静岡のイチジク
6月17日(土)静岡新聞の夕刊に、静岡市駿河区小坂(おさか)で生産しているイチジクの記事が出ていました。イチジクは夏が旬の果物ですが、ここのはハウス栽培なので普通よりも早めに収穫、出荷されているんだそうです。
毎年、この時期になるとハウスの横にある無人販売で、イチジクを購入するのが恒例になってました。
「今年は、日照不足のため二週間ほど収穫時期が遅いけど品質は良い」ということなので、無人販売店の前を通るたびにチェックしていました。
午前9時頃に通りがかった今日、ついに買うことが出来ました!!(夕方、再び通ったときには売り切れてました。ヤッパリ、午前中が勝負なんですね!)
この、大きなイチジク、4個入りで300円と破格な安さです。しかも、丁度熟れごろで、上品な甘味と香りのジュースが口の中に広がります。
イチジクは、体にもとっても良い果物なんですよね。幸せな気分に浸っちゃいますね。コンポートや赤ワイン煮も美味しいけど、生食で食べるのが素材の味や風味そのまんまで良い感じです。グルメとダイエットを両立できる食材って感じです。
【イチジク(無花果)】
原産地はアラビア南部。紀元前3000年くらいから生産されていたそうです。1630年、長崎に渡来したのが日本初上陸だったようです。イチジクは、一熟と書かれますが、「一日に一個ずつ実が熟すから」とか「実がなってから一ヶ月で熟すから」とか諸説があるようです。普通は無花果と書きますが、イチジクの花は果実の中に無数に出来てるんですねよね。
また、イチジクは、不老長寿の果物といわれるほど実にも葉にも栄養が豊富に含まれています。
特に、ペクチン(食物繊維)が腸のぜん動活動を促し、1日に2~3個食べると便秘解消の効果が期待できるそうです。また、イチジクに含まれる酵素が消化を促すことから、二日酔いになりにくくなる(?)んだそうです。さらに、炎症を抑える働きもあることから咽頭腫痛(消炎止痛)効果も期待できるんだとか。
ちなみに精力増強効果もあるそうですよ。旧約聖書に出てくるイチジクは、果樹のなかでは最も歴史の古い食べ物として知られていますが、こんなところに意味深な登場の仕方をしていたんですね。知りませんでした(*_*)
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コメント
お、イチジクではないですか。どこにあるんですか?小坂街道沿いにあるのかな?
イチジクにはめがないんです。我が家では私だけですが。
路地物のイチジクはよく熟れているので美味しいですよね。料理屋さんで一度イチジクのシロップ漬けを食べましたが、忘れられません。作り方知っていますか?
フランス料理にもありますよね、缶詰めでもありますよね、
あ~~イチジク・・!
投稿: kiku | 2006年6月28日 (水) 13時16分
kikuさん
R150バイパス日本坂トンネルに入る手前の信号を小坂方面に入ってすぐです。東名高速の高架の手前にありますよ。詳しくは、Blog本文の住所のところをクリックしてみてください。
それと、イチジクのシロップ漬けですが、幾つかつくり方があると思いますけど、簡単なのをご紹介します。
①少し若いイチジクと、同量のグラニュー糖、少量の塩を用意します。
②イチジクの皮を剥いてから塩水で軽く洗います。
③水気を良く切ってから、グラニュー糖をまぶし水気が出てきたら、弱火でイチジクが柔らかくなるまで煮る。(灰汁は取って下さい。)
④一旦冷ましてから(1日くらい置くと良く染み込みます。)好みの濃度になるまでもう一度煮込む。
こんな感じですね。
風味に変化がほしい場合は、予めバニラ棒をグラニュー糖に浸したり、後味をスッキリさせるにはレモン果汁を後から絞るというのも良いと思いますよ。
投稿: クルクルしんちゃん | 2006年6月28日 (水) 22時36分
あたしもイチジク大好物でっす♪
実家の裏に、白イチジクの木があったのだけど、切ってしまって。
今年は切り株から、枝が伸びて少しだけ実をつけてます。
挿し木で簡単に増えるので、しんちゃんさんの農園で育ててみませんか?
投稿: ほんだ | 2006年6月29日 (木) 01時06分
ほんださん
昔は庭先に1~2本植わっている家が多かったみたいですね。
さすがに農園に木を植えることは出来ませんが、自宅の庭先にどうかな?なんて考えてます。
でも、実がつくまで何年くらい掛かるんでしょう?
投稿: クルクルしんちゃん | 2006年6月29日 (木) 23時14分