焼津の新鮮素材でグルメな食生活を!
先日、『焼津みなとまつり』で地産地消な弁当を購入しました。焼津のコミュニティFM局、「FMクロスヤーヅ」の開局イベントブースで販売していたアレです。
このときのお弁当には、こんなにも色々なものが詰まっていました。
- かつをめし(かつおと筍の炊き込みご飯山椒風味)
- かつをのつみれ焼き
- かつをのへそ(心臓のこと)の酒盗炒
- はんべ朴葉味噌焼
- かつおの塩辛風和え
- なると磯辺揚げ
- 卵焼磯風味
- みょうが甘酢漬け
- ふき田舎煮
- 弁当箱は竹の皮製
これを食していて、改めて地域素材の偉大さを感じたのでした。
焼津には、面白い素材が沢山あるんですよね。
例えばこんなものがあります。
- かつおの水揚げ量は日本一なので、生魚、なまり節、大和煮、鰹節などに利用され、かなりのバリエーションがあります。
- かつおは、酒盗(塩辛)、カツオのへそ煮、へそフライなど余すところ無く食べられています。
- 焼津の鯖は、京都では最高級品として押し寿司の素材として利用されていますし、北陸でも珍重されています。
- いわしを素材にした、黒はんぺん(はんべ)は、静岡でしか見られない加工品ですが、これも色々な食べられ方があります。
- ラーメンに欠かせない、“なると”は、全国の生産物の殆どが焼津産です。
- 焼津で水揚げされる太刀魚は、一本ずつ釣り上げられるので銀色に光る鱗が剥がれることなく流通され、鮮度が良いので刺身でも食べられるほどです。
- 焼津港にほど近い大崩海岸沖では良質な鮑が獲れ、夏に水揚げが始まると日本の鮑相場にかなり影響します。
などなど。
水産資源だけでもまだまだありますが、書ききれないのでこの辺で止めておきます。多分、山の幸も挙げ出したらキリが無いんでしょうね。
これだけの財産をどのように利用したらよいか?というのが、これからのテーマです。
四季折々、できれば二十四節句くらいに分類して、地域に密着した素材を使用したバランスの良いメニューを作れないだろうかと考えたんです。
これからは、全国的に少子高齢化が進んでいきます。当然、焼津も同じ問題を抱えることになります。
慣れ親しんだ食べ物を利用して、いかに美味しく食べてもらえるか?若い世代に、地域の魅力をどのように伝えていくか?
折角の財産です。皆が手を取り合って協力すれば、きっと良いものができると思います。
派手なもの、立派なものでなくても良いと思います。むしろ、素朴な日常食を考えて見たいですね。
結局のところ、これが一番のヘルシーグルメだったりするような気がするんですよね!!(実は、試食が目的だったりして)
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コメント
このロハスなお弁当は・・・ま●みやさんですね!
あの日は、ブースを離れられなかったので(一度だけ、店番頼んで、安兵衛さんのステージを5分間だけ見に行ってきましたけど)
丸一日いたにもかかわらず、周りの様子が全くわからない(--;) くぅ~残念でした。
投稿: やんやん | 2006年4月19日 (水) 22時00分
そうなんです!!
この、ま●みやさんのお弁当、マジに美味しかったですよ!
イベントを運営している方たちは大変だと思いますが、こういうのって嬉しいですね。
へそストラップといい、焼津をこよなく愛する皆さんの気持ちが伝わってきてイイ感じですね。(自分の携帯にも試作版へそストラップを付けてます。カフェいわさきさんで、ずうずうしくもゲットしちゃったお気に入りです。)
投稿: クルクルしんちゃん | 2006年4月19日 (水) 22時55分