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2006年2月23日 (木)

食育と地産地消

農業と外食産業、地産地消について、パネルディスカッション形式で進行した『事例から学ぶ地産地消』というセミナーに参加しました。

今日は、そこで話された内容を踏まえて感じたことを書いてみようと思います。

  • 「食の安心・安全」からはじまり、「地産地消」「フードマイレージ」「食糧自給率」「食育」など、食環境に関する言葉が重要視されています。
  • 一方で、「生活習慣病(メタボリックシンドローム)」「ダイエット」「薬膳」などといった体の健康に留意する言葉も出ています。
  • さらに、「ロハス」「スローライフ」などの心の健康に関する事も注目されています。

これらをトライアングルのように絡めて生きるって現代社会では難しいことですね。

生産者から流通業者、場合によって加工業者を経て、生活者(消費者)に届くまで、理想的には出来るだけ短時間に短い流通過程で行われるべきだと思います。そして、地域を活性化するためには、それぞれの立場で協力しあって盛り上げていくことが大切です。

そのための異業種間でのコミュニケーションが重要なのだと思います。生産者たちの思いを如何に生活者に伝達するか、または、生活者たちの希望を如何に生産者たちに伝えるか。一方通行では不完全ですよね。

最近、野菜を買うときに感じていることがあります。旬の野菜を買おうと店に行ったときに、同じ野菜の名前で品種の異なるものが売っていたりすることがあるんですね。

こういったときに物を選択する基準がないんです。価格くらいしか・・・。

生産者の思いがあるんでしょうね。どんな料理に使ったら美味しいとか。

この辺が解った上で料理するのとそうでないのでは出来上がったものを食べるときの感じ方が全然違うと思うのですが・・・。

理屈っぽいかもしれないけど、こういったことって地域の食材を中心に消費したいと思ったときにも大きな動機になるし、『毎日食育』を実践できるような気がするんだけどなあ。と思いました。

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