新日本様式に鰹節は選ばれるか?
新日本様式(ネオジャパネスク)協議会というのが1月28日に発足したそうです。
日本の伝統技術を見直して、製品やコンテンツにいかせるブランドを育成するのだそうです。
この協議会は、経済産業省や民間企業、学術団体などで構成され、三年間の期間限定で運営されるとのことでした。
協議会の活動の一つに「新日本様式百選」選出というのがあるそうで、江戸時代以前の伝統的な文化や技術などを現代生活に適した形で取り入れたものを選定するようです。
静岡県の伝統的な文化や技術とは?
協議会が発足したのと同じ日に、御前崎で『全国鰹類青年連絡協議会御前崎大会』が開かれたそうです。
300年以上の歴史がある田子節(いわゆる鰹節・本枯れ節)は、伝統的な技術が食文化に溶け込んでいる好例だと思います。
ただ、昔の食卓とは異なり、毎朝、鰹節を削る家庭は希少になってしまっているのも現実だと思います。
この伝統文化(世界一硬い食品とも言われています)を現代生活に適した形に変化させる方法は無いのでしょうか?
顆粒のだしなんかもありますが、チョット違うような気がします。
焼津で揚がる鰹を使った鰹節をもっと活性化できるチャンスとして何か出来ないかなあなんて考えた一日でした。
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コメント
新日本様式(ネオジャパネスク)協議会知りませんでした。私は先日行われた全国鰹節類青年連絡協議会に参加しましたが やはり伝統技術を継承していくのは大切ですが もっとみんなに食べていただくことがもっと大切だと実感しました。食べていただくためにはやはりもっと鰹節のことを勉強し、教えていくことが大切なのかな??
やはり顆粒のだしではなく、本物の鰹節を何らかの形で提供していかなくてはならなくなってくんでしょうか?
ウーン難しい!!日々勉強です!
投稿: 焼津マン | 2006年1月31日 (火) 22時45分
今年から、我が家は毎朝鰹節を削る家庭になりました。
高草ミルキークイーンのごはん、具だくさんのみそ汁。そして生卵、ネギ、黒ゴマ、納豆、鰹の塩辛、岩のり、しらす(ちりめんぼし)・・いろんなトッピングが並ぶ朝の食卓ですが、実需品の鰹節削り節はパック商品にオヤスミをいただき、だんなが昔ながらの削り器(実家で捜索して発見)で、シュッシュッと削っています。
投稿: やんやん | 2006年2月 1日 (水) 09時38分