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2005年11月 5日 (土)

『チャングムの誓い』と薬膳

先日、フードコーディネーターの方と話をしたときに、薬膳と色の関係について盛り上がりました。

薬膳では、五行学説というのがありますが、簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 五材(木・火・土・金・水)は生活のうえで欠かすことの出来ない最も基本的な物質である
  • 世界全ての事物は、木・火・土・金・水と五種の基本物質間における運動変化から生成される

五行は、自然界と人体にも属性をもっていて、これをまとめるとマトリックスになります。

  • 四季の属性は、春・夏・長夏(土用の丑のあたり)・秋・冬の五季です。
  • 色の属性は、青・赤・黄・白・黒の五色です。

五行の中でも、土⇒長夏⇒黄は、事の中心となっています。黄色は中国では皇帝の色だということからもわかると思います。

五行というと、聞きなれない言葉でいまいち馴染みが無いように思いがちですが、大相撲の土俵の吊り屋根(つりやね)に付いている四房(しぶさ)の色もこれに基づいているんです。四方だと五色にならないんでは?と思うでしょうけど、どこにあるかというと・・・。

黄色⇒土であることから、土俵が黄色であるということになります。(かなりトリビア的なネタですが。)

薬膳は、日本では明治政府が漢方治療を禁止してから今まで、民間医療的な扱いから脱することが出来ませんでした。「和漢方」と「薬膳(中医学)」は異なるものだという認識ももたれていません。

ただし、今、アメリカをはじめとした先進国の医学会では世界3大伝統医学というのが注目・研究されています。

これらがWHO(世界保健機関)でも承認され、日本の医学会でも研究されるようになりました。

ここで、肝心なのは、『食べ物は薬そのものではない』ということです。

味が良いだけでなく、季節感や食感のバランス、見た目の美味しさなども充分クリアした上で、食べる人の体質や体調・気分、そしてTPOに合わせた食事を摂ることがココロの健康を保つことにもなるのだと思います。

という事で、食事と色の関係(空間・テーブルコーディネート・食べ物そのもの)は、切り離すことの出来ない関係があり、薬膳と色の相乗効果を考えて見たいと思っています。

ただ、薬膳というと『薬臭そう』とか『難しそう』というイメージが強いと思います。

今、NHKで『チャングムの誓い』という番組をやっています。薬膳の先生方も見ていて納得できる内容だそうです。丁度、今、始まったくらいです。早速、見てみようと思います。

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