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2005年11月13日 (日)

「ふるさと探訪ウォーク」利き酒体験しちゃいました!

先月の『焼津の味噌まんじゅう食べ比べ』に引き続き、第二弾です。

今回は、「藤枝コース 地酒の達人」ということで、藤枝市の杉井酒造さんを訪問したあと、藤枝市の田中城下屋敷で歴史探訪をさせて貰いました。 

今回の企画も

焼津おでん探検隊

の皆さんが運営してくださったものです!!(いつもありがとうございます!)

1、志太の地酒杉錦のお話と蔵の見学P1010026P1010024P1010027

①達人のお話

  • まずは、杉井酒造の社長(=杜氏)さんから日本の日本酒業界や静岡の酒蔵の話、地酒の製造工程などを詳しく教えていただきました。(杉錦さんは、天保13年:1842年に常泉寺という湧き水が出ている寺の横である現在地で創業したのが始まりなのだそうです。)
  • 日本には、現在、約1500社の日本酒メーカーがあり、毎年30社くらい廃業してしまっているそうです。(需要が落ち込んでいるとは意外でした。確かに、今は焼酎ブームですが・・・。)
  • 静岡には32社の酒蔵があるそうですが、実際には物作りを行っていない会社もあるのだそうです。
  • 静岡県志太地区には、以前、志太杜氏という半農半漁民が大井川付近を中心に沢山居たそうですが、今はその伝統は途絶えてしまったそうです。
  • 杉錦さんのような社長=杜氏というパターンが9社あるそうですが、多くは南部杜氏たちの力を借りているのだそうです。

②地酒の利き酒(六種の地酒と拘りのみりん)

  • 杉錦さんで仕込んでいる地酒を試飲させていただきました。
  • 大吟醸に純米吟醸、特別本醸造、山廃仕込などです。
  • 全体的に、軽めの仕上がりで香りが良く、後味もすっきりしたものが多いような感じです。自分としては、純米吟醸(一升=3,150円)が一番好みでした。香りが心地よく、まろやかで上品な甘味と軽い酸味がバランスよく、味わいがあると思ったからです。
  • 参加者の皆さんも、自分の好きな味を確かめながら、いろいろと質問したりしてご満悦な様子でした。

③酒蔵見学

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  • いよいよ酒蔵見学です。米蔵(厚い土壁でできた古い倉庫)からはじまり、洗米⇒水切り⇒蒸米⇒製麹⇒酒母⇒仕込⇒上槽⇒火入れ⇒貯蔵とういう一連の工程を見せていただきました。
  • ちなみに上の左側にある煙突は、昔、蒸米を行う際に薪を焚くことで必要だったそうですが、今は使用していないのだとか・・・。
  • 写真の最後にある箱のようなものは、舟という機械で、“もろみ”を仕込んで出来上がった酒を袋に詰め、上から圧力を掛けて酒を搾る(上槽)のための機械です。
  • ひんやりとした室内は、昔から使われているらしいのですが、梁や柱がもの凄く太く、しっかりとした構造の建物でした。(古い建物ですが、手入れがされていて、柱も黒光りしているほどです。)
  • 特に日本酒作りの場合は、山廃仕込などで建物に住み着いている酵母菌を利用することもあり、新しく近代的な建物が良いとは限らないようです。日本に限らず、スローフードと呼ばれるものには酵母やカビを旨くコントロールすることで良質な保存食品をつくるものも多いようです。

『美味い魚(肴)に旨い酒』 最高です!!

2、史跡田中城下屋敷の歴史探訪

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  • 場所を移動し、田中城下屋敷に行きました。
  • 歴史研究家の南條さんが田中城と徳川家康、江戸時代の田中城などについてお話してくれました。
  • 田中城は、酒井氏が作った全国唯一の丸い構造をした城址で、瀬戸川の湿地帯に囲われていたために、家康が十回も攻め入ったのに落城できなかったところで、結局、談合によって家康の物になったこと。現存する櫓や茶室は江戸時代に作られたものであること。酒井氏が行った水道公共工事で使用した松の木管が発掘されていること・・・などなど。説明が上手なのも手伝って、どんどん世界に引き込まれてしまいました。(地図をみると、今でも町の地形や道路が円を描いているのが良くわかります。この辺は、道がわかりづらいところですが、理由が良くわかりました。)
  • 徳川家康は、田中城に鷹狩に行った時に食べた鯛の天ぷらでお腹を壊してそのまま亡くなったというのは誤解で、駿府城でこれを食したあとに田中城を訪れたときに体調がおかしくなったことも、初めて知りました。
  • 地元の人たちは、田中城のことを良く知らなかったり、興味が無かったりというケースが多いと思います。でも、つくばエキスプレスの沿線にタナカプラザというのができたのも、田中城から大名とともに移り住んだ人たちの子孫が、これにちなんでつけた名前だったり、千葉県館山にある寺の墓地には、田中城を偲んでこちらを向いている墓が沢山あったり、碓氷峠の人たちの怨念がそれまであった橘という地名を田中にかえたりと、遠隔地や現代にまで影響を与えていることを知りました。

『地元(足元)をもう一度見直そう』という気持ちを大切にしたいと思いました。

今回も、楽しみながら美味しいものを頂き、勉強になりました。

帰りには、チョット焼津まで戻って、刺身と佃煮を買いました。(もちろんツナコープで!)

そして、お土産の杉錦の酒粕で甘酒を作って・・・。

あぁ!満足、満足!!

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コメント

   さすが すばらしい すごい はやい
   メモしている気配全く無かったのに。

すばらしい一日でしたよね。お酒や、田中下屋敷の話し、よかったですね。造り酒屋の建物やその配置なんか200年の経過もよかったですね。家に帰ってきてからゆっくり刺身でイッパイいただきました。

投稿: おでけん | 2005年11月14日 (月) 06時03分

寒い中、お疲れ様でした。
みんな、風邪引いたりしてませんか?

それにしても・・・なに?!この完璧なリポ。おでけんさんのいうようにメモをとっていた様子はないし、どうなってるの?しんちゃんの頭の中。
田中城の城主の中でも抜群に村人に尊敬されたという賢く人間味あふれる殿様=ホ●●公の生まれ変わりか??!!
※おでんの掲示板からこちらに飛んでもらえるようご案内させて頂きます。

投稿: やんやん | 2005年11月14日 (月) 09時07分

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