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2005年11月26日 (土)

好みに合うか?薬膳茶

先日、NPO法人 全日本薬膳食医情報協会(ANY)の薬膳研究会に参加しました。

今回は、『風邪のための薬膳茶』がテーマでした。

生姜、葛根、紅茶、桔梗、甘草、緑茶、金銀花、梅干、氷砂糖、麦冬、菊花、味噌などを色々と組み合わせて飲ませていただきました。

自分としては、麦冬・金銀花・菊花・甘草・緑茶をブレンドしたモノが、割とアッサリしていて好きな味でした。(人によっては渋いと思うような味です。)

効能としては、予防流感・清熱解毒といったところです。

風邪予防では、昔から生姜汁を飲んでいました。すりおろした生姜と細かく刻んだ梅干、鰹節(削り節)を入れたお椀に熱湯を注ぐだけのものです。味が物足りないときは醤油を少量入れると飲みやすくなります。これを飲むと体の中からポカポカと温まってくる感じがして、風邪のひき始めくらいだったら直ってしまうことも良くあります。

この生姜汁も養生するという意味では、薬膳茶に含まれるのかも?なんて思いました。

薬膳茶といっても、生薬を入れるタイプのものを含めバリエーションは際限なく広がるようです。(ただし、生薬は漢方の専門知識がないと危険な場合があるので注意が必要です。)

味の方向性も様々に変化することが出来ます。好みの味が、体も欲しているものと一致している場合が多いみたいです。

色々と試してみて、好みに合った味で体に効く薬膳茶を見つけてみたいです。

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2005年11月24日 (木)

静岡の茶ソバでホッと一息

勤労感謝の日だった昨日は一日中、セミナーに参加していました。

今年から施行された『個人情報保護法』に関するセミナーで、特定非営利法人『日本プライバシープロフェッショナル協会(JPPA)』が認定する資格を取得することが目的です。

この民間資格は三段階のレベルがあります。

  1. CPA(個人情報取扱従事者)…コーポレートプライバシーアソシエイト
  2. CPP(個人情報保護管理者)…コーポレートプライバシープロフェッショナル
  3. CPO(個人情報保護責任者)…チーフプライバシーオフィサー

今年6月にCPAは取得したので、今回はCPPのお勉強でした。

個人情報の取扱については、法律が施行される前から様々な企業が神経を尖らせていて、試行錯誤しています。また、これに関する事故・事件も頻発しています。それだけ情報化社会が進歩し、様々な情報がデジタル化されることで犯罪に悪用されやすくなってしまっているということなのでしょう。

個人の倫理観に任せるだけでは危険だということで出来た、現代社会の歪みを象徴するような法律だと思います。普通の人が普通に社会生活を送る上で、このような法律に縛られていることを意識しなければならないなんで不幸なことだと思っています。

個人情報だけでなく、情報やノウハウなどは上手に利用していくことで地域が活性化するようなことも多いので、あまり杓子定規になり過ぎないバランス感覚が必要なのだとも思います。

とはいっても今日のセミナーでは、様々な側面から個人情報の取扱方法について具体的な説明を含めてバッチリ勉強させていただきました。

ハッキリ言って、脳みそがウニ状態になってしまいました。

唯一、リラックスできたのが昼食です。

05-11-23_12-22051123_122200 昼休みに、静岡駅の一階にある『三久(さんきゅう)』で一番人気メニューの“かき揚げそばセット(1,030円)”を食べました。三久さんは静岡の特産品をメインにしたメニューが殆どで、値段もリーズナブルな設定になっています。ちなみに蕎麦も静岡らしく、全て茶ソバです。それから、ここの釜飯もボリュームがあって美味しくてナカナカ評判が良いんです。静岡駅の中にあるというアクセスの良さもあって、ビジネスマンも多い店です。

05-11-23_12-06今日食べた“かき揚げそばセット”は、桜海老をふんだんに使ってカリッと揚げられた“かき揚げ”の乗ったかき揚げ丼に、テンカスと大根おろし、ネギとの相性が良い(冷やし)茶ソバのセットですが、これを一気に掻きこんで、リフレッシュできました。何気にシラス大根もあっさりしていて美味しかったです。ランチビールを飲みたいところでしたが我慢ガマンでした。

今日は、勉強ばかりでしたが、食いしん坊としてはランチの重要性も再確認した一日でもありました。

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2005年11月23日 (水)

今、日本で一番レアなスウィーツ

aokipatisserie Sadaharu AOKI paris(パティスリー サダハル アオキ) http://www.sadaharuaoki.com/ に行ってきました。今、日本中で一番レアな店なんだそうです。

ここは、現在パリに在住している青木定治の味を日本で再現した店で、使っている素材もパリ本店と同じ物を使用しているそうです。

エクレールのシュー生地も、フランスのシャラン産バターを使用し、低温でじっくりと焼き上げたものなのだそうです。ショーケースの中も彩り鮮やかなスウィーツが上品に並んでいて良い感じです。原色を意識したようなシンプルなデコレーションのエクレールとソフトなトーンのプティフール(マカロンなど)、ミルフィーユなどがバランスよく沢山出ていました。

丸の内の店は新国際ビルの一角にありますが、外観・内装ともに洗練されていてビルテナントの店とは思えない感じです。まさにブティックという雰囲気です。

aoki 今回は、話題の“エクレール マッチャ(550円)”と“エクレール セザムノワール(500円)”、“エクレール マロンカシス(500円)”、“ミルフィーユ ヴァーニュ(650円)を購入しました。

期待通り、エクレールの生地はバターの風味と食感のバランス、そしてファルス(中身)のクリームがそれぞれ特徴があり、美味しかったです。

マッチャは、滑らかなクリームの中にほろ苦い抹茶の風味が絶妙な合わせで配合してあります。セザムノワールもゴマの味が活きていましたし、マロンカシスもマロンクリームのまろやかさとカシスのほのかな酸味が微妙なバランスを上手く表現していました。

個人的には、サクッとカリッとした食感の間に、濃厚なのに後味が軽く仕上がっているカスタードをはさんだ感じのミルフィーユが一番でした。特に、ミルフィーユに塗られたカラメルがカリッと香ばしい所が良いと思いました。

普段、スウィーツ系のアイテムを口にすることが少ないのですが、これは話題になるだけのモノだと実感です。

今、各地でスィーツが注目されています。素材や調理方法も和洋折衷なモノが増えてきました。

自分的にも少し探求してみようと思います。(クリスマスも近いことですしね!)

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2005年11月22日 (火)

東京の台所『築地市場』

今日は、朝早くから築地市場に行きました。

tsukizitsukizi相変わらずの活気で、ターレーに何度も轢かれそうになりながら市場内を散策しました。(ターレーについては、メーカーのサイトをご覧下さい。)

しかし、築地市場は凄いですね~。これだけの魚介類が全国各地から毎日運ばれ、荷捌きされ、消費されるんですから!

と感心しながら用事を済ませ、遅い朝ごはんです。(というか、早い昼飯というか・・・。)

築地の場内外には、すし屋をはじめ、沢山の飲食店が軒を連ねています。観光ガイドに掲載されている店も多く、どこも一般のお客さんで一杯です。海外からの観光客も沢山いますね。

tsukizitsukizi今回は、場内にある『魚がし まぐろどん』(正式名称?)で“銀むつかま煮”(定食、780円)を食べました。ここは、築地で働く人たちが主に食べに来ている店です。

“銀むつ”は、標準和名をマジェランアイナメといいますが通称はメロと呼ばれ深海魚のなかまです。英名はパタゴニアツーフィッシュです。脂が乗って癖が無いので煮魚・焼き魚、漬魚など火を通しても硬くならないのが特徴です。以前は、安い定食屋などで使われていましたが、乱獲の影響で絶滅を危惧され始めています。

tsukizi この“銀むつかま煮”、写真にもあるように凄いボリュームです。脂が乗ってトロトロに煮込まれた銀むつのカマがお皿の上にドカッと盛り付けられています。大根にもしっかりと味が染み込んでいます。じっくりと煮込まれているので骨離れも良く、口の中で魚のゼラチン質がジワッとトロけてきます。

醤油、砂糖、みりんのシッカリとした味に仕上がっているので大盛りご飯と交互に食べると丁度良い感じです。(女性が食べるにはボリュームがありすぎるので、二人でシェアしたほうがいいくらいです。)

こういうお得なメニューがタラフクたべられるなんて、嬉しいですね!(ってダイエットはどうなったんだぁ~!!)

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2005年11月20日 (日)

焼津おでん探検隊 忘年会

チョット早めの忘年会に参加しました。

いつもお世話になっている『焼津おでん探検隊』の皆さんと、『かつおまぐろプロプロジェクト』に参加したメンバーが集合したんです。もちろん大御所『ゆりかもめ』さんたちもです。

焼津市内の三福旅館さんで行われたのですが、ここの宴会場に入ってみてビックリ!!60名以上の皆さんが集まっていたんです。

料理は、“焼津のおでん”をはじめ、鰹のへそ(心臓)の味噌煮や脂の乗ったマグロ、獲れたて新鮮な〆鯖などなど、卓に乗り切らないほどのサービスメニューに、焼津の地酒(幻の酒とも言われる)磯自慢が振舞われました。

芸達者な皆さんのパフォーマンスに色々な話題、ホント楽しかったです。

このブログを見てくださっている方とも話しができました。(こういうのって嬉しいですね~。)

調子に乗りすぎて、ついつい飲みすぎてしまいましたが、忘れてはいけない話題を一つ。

今、焼津の歴史を支えてきた『焼津港』が姿を消そうとしていることです。昭和29年に東洋一の規模で焼津港ができてからおよそ50年。全国に知られる漁港として栄えてきました。焼津港は約10年前に小川港や新港ができたことで、その役目がそれぞれに振り分けられてきました。この焼津港が、平成18年から順次取り壊されるのだそうです。

焼津の歴史を創り、全国に名を轟かせた港を残したいと署名活動をされている方たちがいます。「焼津旧港を残す会」の皆さんです。

港としての役目以外にも色々な活用の仕方はあると思います。例えば焼津おでん探検隊主催の『かつおまぐろプロジェクト』も、ここで開催されるからライブ感があるし、潮の匂いがするここで捌いた魚をその場で食べるから、より美味しく食べられるんですよね。ビルの中の一室で話を聞いたり食べたり交流してもイマイチだと思います。

『歴史は人には真似のできない財産です』と思っています。歴史あるものを壊すほうが楽だと思います。保存しつつ活用するのは容易なことではないと思います。でも、折角の財産です。市民が誇れる財産にし続けたいものですね。

署名活動については、「やんやん」さんが詳しく書かれていますのでこちらをご覧下さいネ。

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2005年11月18日 (金)

先週の旅先

11月14日月曜日、いつものパターン通り旅に出ました。夕方、新幹線に乗って東京まで、そして、山手線~高崎線に乗り換え上尾まで。そのあと、金曜日の夜に帰宅するまでの間、相変わらずあちこちに出没しては美味い物を探求してきました。

1、韓国庶民の味:ソルロンタンのお味(11月15日)P505iS0003997723 

 韓国家庭味 妻家房(SAIKABO)東武池袋店に行き、ランチを食べました。『ソルロンタン』のセットメニューです。『ソルロンタン』とは、昔から庶民の味として親しまれてきた料理で、日本のにゅうめん(温かいそうめん)のようなノリの料理です。牛テールなどを長時間煮込むことで白濁したコクのあるスープを取り、この中に牛肉、麺、薬味などが入っています。手間が掛かるので韓国でも家庭ではなかなか作ることができず、外食するのが一般的だそうです。この店のスープもシンプルな塩味だけなのにコクがあって上品でまろやかな味に仕上がっていました。丼の脇にご飯、カットゥギ(カクテキ:大根のキムチ)がありますが、これらを丼の中に入れ混ぜて食べるのが韓国流なのだそうです。(味の調整は、粗挽きコショウ入りの岩塩で!)本場韓国では、『ソルロンタンに美味しいカットゥギ』は必要不可欠のようです。

ちなみに、この『ソルロンタン』、体を温めるとともに消化を促し、元気を養う効果があるんだそうです。食欲不振や二日酔いなどにも良く、病気が回復したときにも食べることが多い胃に優しい滋養食でもあります。丁度、寒くなってきた今時分にはもってこいの料理ですね。

2、新潟 古町の庶民派食堂『牛ちゃん』11月17日05-11-16_19-25

051116_192500 11月16日、新潟市内は凄く寒く、時折あられが降っていました。季節の変わり目で、天候不順な感じです。今回は古町にある老舗のホテル『イタリア軒』に宿泊したので、近場でご飯を食べることにしました。新潟は、お米をはじめ美味しい食材の宝庫です。今の時期だったら、寒ぶりや新そばなどが魅力的ですね。でも今回は、昔から気になっていたあの店に行ってきました。『牛ちゃん』です。

古町は、新潟市内一の繁華街で、様々な店が犇めき合っています。(ひしめき合うって、牛がいっぱいいるっていう字だったのね。)料亭からレストラン、居酒屋、スナックなどなど。目抜き通りから少し入ったところに『牛ちゃん』の看板が出ています。中に入ると、さすがは新潟!既にストーブが焚かれています。1階は、カウンターとテーブル席、小上がりの座敷で合計15席くらいしかありません。2階が宴会場になっていて、接待なんかに使われているみたいでした。

05-11-16_19-16 『牛ちゃん』の看板メニューは“すき焼き”です。新潟県産の黒毛和牛を使用しているそうで、カウンター上のホワイトボードに固体識別番号が記されていました。その他にも新潟県産の豚を使った“とんシャブ”なんかもありますが、どれもコースで3,000~4,000円ととてもリーズナブルな価格設定でした。これらの看板メニューは凄く魅力的だったけれど今日は一人だったので、ご主人お勧めの『すき焼き丼定食(714円)』を食べることにしました。牛肉は、ばら肉を使っていてあまり味が濃くないので食べやすく、案外ボリュームがあるのにぺロッと平らげてしまいました。

それから、忘れちゃイケナイのが“新潟のカツどん”の話題です。新潟でカツどんというと、卵で閉じていないものが出てくるそうです。『牛ちゃん』のご主人が説明してくれました。カラッと揚げたトンカツを甘辛タレにくぐらせて、ご飯をよそった丼の上に乗せるというシンプルなものです。長野県駒ヶ根のソースカツどんの場合には、ご飯にウスターソースを掛けた上にキャベツの千切りを乗せ、その上に甘めのソースにくぐらせたトンカツを乗せますから、これともチョット違いますよね。群馬県では、これと似たようなスタイルで提供する店があると聞いたことがありますが、定かではありません。

新潟の場合には、美味しいお米を美味しく食べられる方法ということで、このようなスタイルになったような気もしますね!

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2005年11月13日 (日)

「ふるさと探訪ウォーク」利き酒体験しちゃいました!

先月の『焼津の味噌まんじゅう食べ比べ』に引き続き、第二弾です。

今回は、「藤枝コース 地酒の達人」ということで、藤枝市の杉井酒造さんを訪問したあと、藤枝市の田中城下屋敷で歴史探訪をさせて貰いました。 

今回の企画も

焼津おでん探検隊

の皆さんが運営してくださったものです!!(いつもありがとうございます!)

1、志太の地酒杉錦のお話と蔵の見学P1010026P1010024P1010027

①達人のお話

  • まずは、杉井酒造の社長(=杜氏)さんから日本の日本酒業界や静岡の酒蔵の話、地酒の製造工程などを詳しく教えていただきました。(杉錦さんは、天保13年:1842年に常泉寺という湧き水が出ている寺の横である現在地で創業したのが始まりなのだそうです。)
  • 日本には、現在、約1500社の日本酒メーカーがあり、毎年30社くらい廃業してしまっているそうです。(需要が落ち込んでいるとは意外でした。確かに、今は焼酎ブームですが・・・。)
  • 静岡には32社の酒蔵があるそうですが、実際には物作りを行っていない会社もあるのだそうです。
  • 静岡県志太地区には、以前、志太杜氏という半農半漁民が大井川付近を中心に沢山居たそうですが、今はその伝統は途絶えてしまったそうです。
  • 杉錦さんのような社長=杜氏というパターンが9社あるそうですが、多くは南部杜氏たちの力を借りているのだそうです。

②地酒の利き酒(六種の地酒と拘りのみりん)

  • 杉錦さんで仕込んでいる地酒を試飲させていただきました。
  • 大吟醸に純米吟醸、特別本醸造、山廃仕込などです。
  • 全体的に、軽めの仕上がりで香りが良く、後味もすっきりしたものが多いような感じです。自分としては、純米吟醸(一升=3,150円)が一番好みでした。香りが心地よく、まろやかで上品な甘味と軽い酸味がバランスよく、味わいがあると思ったからです。
  • 参加者の皆さんも、自分の好きな味を確かめながら、いろいろと質問したりしてご満悦な様子でした。

③酒蔵見学

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  • いよいよ酒蔵見学です。米蔵(厚い土壁でできた古い倉庫)からはじまり、洗米⇒水切り⇒蒸米⇒製麹⇒酒母⇒仕込⇒上槽⇒火入れ⇒貯蔵とういう一連の工程を見せていただきました。
  • ちなみに上の左側にある煙突は、昔、蒸米を行う際に薪を焚くことで必要だったそうですが、今は使用していないのだとか・・・。
  • 写真の最後にある箱のようなものは、舟という機械で、“もろみ”を仕込んで出来上がった酒を袋に詰め、上から圧力を掛けて酒を搾る(上槽)のための機械です。
  • ひんやりとした室内は、昔から使われているらしいのですが、梁や柱がもの凄く太く、しっかりとした構造の建物でした。(古い建物ですが、手入れがされていて、柱も黒光りしているほどです。)
  • 特に日本酒作りの場合は、山廃仕込などで建物に住み着いている酵母菌を利用することもあり、新しく近代的な建物が良いとは限らないようです。日本に限らず、スローフードと呼ばれるものには酵母やカビを旨くコントロールすることで良質な保存食品をつくるものも多いようです。

『美味い魚(肴)に旨い酒』 最高です!!

2、史跡田中城下屋敷の歴史探訪

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  • 場所を移動し、田中城下屋敷に行きました。
  • 歴史研究家の南條さんが田中城と徳川家康、江戸時代の田中城などについてお話してくれました。
  • 田中城は、酒井氏が作った全国唯一の丸い構造をした城址で、瀬戸川の湿地帯に囲われていたために、家康が十回も攻め入ったのに落城できなかったところで、結局、談合によって家康の物になったこと。現存する櫓や茶室は江戸時代に作られたものであること。酒井氏が行った水道公共工事で使用した松の木管が発掘されていること・・・などなど。説明が上手なのも手伝って、どんどん世界に引き込まれてしまいました。(地図をみると、今でも町の地形や道路が円を描いているのが良くわかります。この辺は、道がわかりづらいところですが、理由が良くわかりました。)
  • 徳川家康は、田中城に鷹狩に行った時に食べた鯛の天ぷらでお腹を壊してそのまま亡くなったというのは誤解で、駿府城でこれを食したあとに田中城を訪れたときに体調がおかしくなったことも、初めて知りました。
  • 地元の人たちは、田中城のことを良く知らなかったり、興味が無かったりというケースが多いと思います。でも、つくばエキスプレスの沿線にタナカプラザというのができたのも、田中城から大名とともに移り住んだ人たちの子孫が、これにちなんでつけた名前だったり、千葉県館山にある寺の墓地には、田中城を偲んでこちらを向いている墓が沢山あったり、碓氷峠の人たちの怨念がそれまであった橘という地名を田中にかえたりと、遠隔地や現代にまで影響を与えていることを知りました。

『地元(足元)をもう一度見直そう』という気持ちを大切にしたいと思いました。

今回も、楽しみながら美味しいものを頂き、勉強になりました。

帰りには、チョット焼津まで戻って、刺身と佃煮を買いました。(もちろんツナコープで!)

そして、お土産の杉錦の酒粕で甘酒を作って・・・。

あぁ!満足、満足!!

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2005年11月12日 (土)

アユルヴェーダ全国学会が静岡で開催!

11月12日と13日の二日間、静岡市民文化会館でアユルヴェーダ全国学会というのが開催されています。

アユルヴェーダ(サンスクリット語)は、古代インドの伝承医学で、世界三大伝統医学としてWHO(世界保健機構)にも承認されている学術理論です。

  1. アユルベーダ(インド伝統医学)
  2. ヒポクラテス(古代ギリシャ医学)
  3. 中国伝統医学(薬膳)(古代中国唯物論)

アユルヴェーダは紀元前4000~6000年にできたと言われていますが、後にサンスクリット語の医典サンヒターが書かれ、三大サンヒターとして現在にも伝えられています。

  1. チャラカ(基礎医学と病気とハーブの医学)
  2. スシュルタ(解剖と手術)
  3. ヴァーガバッタ(チャラカ・スシュルタと他の説を概説したもの)

アルルヴェーダは、全ての物は全て五元素で出来ていると考えることや、病気を体の中から治療する考え方や薬膳で言う経絡的な考え方、また、病気にならないような予防の考え方など、考え方の根っこは薬膳とも近しい関係があるような気がしています。

もっとも、薬膳の場合は古代中国唯物論と宗教的な思想から『解剖』はご法度であった訳ですが、昔のように機械や技術が乏しかった頃に、これだけの理論を体系付けてきたなんて凄いと思います。

現代医学を否定するつもりは毛頭ありませんが、人間が元来もっている治癒能力を引き出すことで無理な治療を行わずに済むというのは素晴らしいことだと思います。

きっと、昔の人のほうが自然に逆らわずに生きていた分、治癒能力が高かったり、食物も力(気)が強かったのでしょう。

食べ物を薬のように考えるのは偏りがあるので、あまり薬効ばかりを気にしていてはいけないと思います。

自然に出来る旬の素材をいかに美味しく食べるかというのが一番のような気もします。

アユルヴェーダ、ヒポクラテス、そして薬膳。それぞれ奥が深いです。特に、静岡にもスペシャリストが居るアユルベーダも自分なりに理解してみようと思っています。

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2005年11月11日 (金)

味芳斎(みほうさい)の牛肉飯(ぎゅうにくはん)

P1010021 以前、会社が港区芝大門にあり、『中国薬膳料理 味芳斎』という店に時々通っていました。

ここは、漢方医学にのっとった薬膳料理の専門店ということで昔からの有名店です。

この店の一番人気のメニューは重慶牛肉麺です。昼間の客の8割が食べるとも言われているこのメニューは想像を絶する辛さで、一口食べると“辛い”というよりも“痛い”という感じの味付けです。スープの中には、ブツ切りの唐辛子がゴロゴロ入っていて見ただけでも汗が吹き出てきそうな感じです。

P1010022 今日は、この重慶牛肉麺にトッピングしてある具材と同じモノがご飯に乗せている重慶牛肉飯(ぎゅうにくはん)をオーダーしました。しかも大盛りで!!

この店の激辛人気メニューは、不思議なことに辛いだけじゃないんです。激辛の唐辛子も熟成しているような深みがあり、豆鼓醤(トウチージャン)や生姜やネギ、ニンニク、八角(アニス)などを一緒に煮込んでいるため、甘味や旨みも味の深みとして全体を包んでいます。煮込まれている牛肉はコラーゲンたっぷりの牛ほほ肉を使っているのでネットリとした柔らかな食感に仕上がっています。(初めて食べたときは、ハラミ肉や外もも肉を重曹に漬け込んで柔らかくしているのだと思いましたが、勘違いだったようです。中華料理では、硬い肉を柔らかくするために肉の塊を重曹に漬け込むことが多いんです。)

その上にトッピングされている香菜(シャンツァイ・コリアンダー)が、この料理にはぴったりマッチしていて、爽やかな後味にしてくれます。

横に添えている、もやしのナムルみたいなやつも辛さを中和してくれるので、シャキシャキした食感も含め、バランスが良いです。

お客さんの大多数が、牛肉麺か牛肉飯を食べていますが、皆、食べ終わる頃には汗をびっしょりかき、半ば意識がモウロウとしている姿も見受けられますが、病み付きになってしまっている人が多いみたいです。

いつも思うのですが、このメニューを食べたあと、外に出ると今までの口の中の辛味がスッと消えて、凄く体が軽くなったような爽やかな感じがするんです。そして、一週間くらいするとフラッシュバックが・・・。

ダイエットや動脈硬化予防、二日酔いなどに効くといわれている牛肉麺・牛肉飯は、体に良い薬膳メニューだそうです。

味芳斎では、夜は本格的な薬膳メニューを提供しているそうです。今度は、夕食に言ってみようかななんてチャレンジャーなことを考えちゃってます。

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2005年11月 6日 (日)

お茶と静岡こだわり農産物フェア

ibento11月5日と6日、ツインメッセ静岡で『全国お米まつりいinしずおか』のイベント『お米と静岡こだわりの農産物フェア』が開催されました。

静岡県内の生産者たちがそれぞれブースをだして、自慢の逸品を展示したり試食・販売したりしていて大盛況でした。

気候が温暖な静岡は、海、山に囲まれ様々な農作物が育ちやすく全国的にもトップクラスの生産量を誇るモノも少なくありません。でも、案外地元の住民たちがそれを知らなかったり、興味が無かったりするケースが多いのも事実です。(これは、農作物だけでなく水産物にも同様のことが言えると思います。)

今回のようなイベントを通じて皆が地元を好きになって誇りに思える地場産品や文化に興味を持ってくれるようになるといいなあと思います。

もっと言うと、地元では当たり前すぎて目を向けられていない素材が、他の地域では珍しかったりして新しいマーケットの発掘につながるケースもあると思います。(今は、居酒屋の定番メニューになっているホッケなんかも昔は“猫またぎ”的な扱いだったんですよね。最近では、銀座のダイニングバーで尾赤アジが結構いい値段で刺身としてメニューに載っているのを見てビックリしたのを体験しました。)

今年は、食育基本法施行のお陰もあって、食に対する市民の関心が高まっていて、良い雰囲気になってきているような気がします。

こういったイベントそのものが食育の一つでもあるんですよね。

なんて事を思いながら、会場内を歩いていたら、奥の特設ステージの横に『焼津おでん探検隊』ののぼりが高々と掲げられているのを発見!!

yaidu-oden1yaidu-oden2引き寄せられるように近づいていったら、いつもの皆さんが忙しなく何かをやっているじゃありませんか!

たまたま、11時30分から『焼津おでんの無料試食』というのを始める直前で、長蛇の列が出来つつあるところでした。

yaidu-oden3 今日は、一人当たり二串を800名に無料配布という大盤振る舞いで、昨日から仕込んでしっかりと味の染み込んだ特性おでんを食べさせてくれたのでした。(かつお粉もたっぷりと掛けてくれるといった念の入れようで!!)

oden1oden2おでんの無料試食を聞きつけた来場者たちは、このアツアツで美味しいおでんを黙々と食べていたのでした。人間って美味しいものを食べると無口になっちゃうんですよね!

それにしても、ナルト串は“チビ太のおでん”みたいで可愛かったです。

tomato美味しくおでんを頂いたあと、他のブースもいろいろと見て回りました。いろいろと魅力的なものが沢山あり、それぞれの比較も出来たりして楽しかったです。(トマトの食べ比べなんかも楽しい体験でした。)

それから、農作物そのものではありませんが、社)農山漁村文化協会の方といろいろと話をさせてもらいました。日本の食文化についての書籍を出版しているのですが、今度、季刊の雑誌を出すそうで年間契約しておきました。タイトルは忘れてしまいましたが、昔から継がれている各地の食文化を現代の食生活に活かした実績を紹介することをメインとした雑誌だそうです。まだ創刊号が出ていないそうですが、自宅に届くのが楽しみです。

いろいろなことを体験でき、自己満足度が高い週末を送ることができよかったです。これもダイエット(食養生)の基礎になるのかな?

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2005年11月 5日 (土)

『チャングムの誓い』と薬膳

先日、フードコーディネーターの方と話をしたときに、薬膳と色の関係について盛り上がりました。

薬膳では、五行学説というのがありますが、簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 五材(木・火・土・金・水)は生活のうえで欠かすことの出来ない最も基本的な物質である
  • 世界全ての事物は、木・火・土・金・水と五種の基本物質間における運動変化から生成される

五行は、自然界と人体にも属性をもっていて、これをまとめるとマトリックスになります。

  • 四季の属性は、春・夏・長夏(土用の丑のあたり)・秋・冬の五季です。
  • 色の属性は、青・赤・黄・白・黒の五色です。

五行の中でも、土⇒長夏⇒黄は、事の中心となっています。黄色は中国では皇帝の色だということからもわかると思います。

五行というと、聞きなれない言葉でいまいち馴染みが無いように思いがちですが、大相撲の土俵の吊り屋根(つりやね)に付いている四房(しぶさ)の色もこれに基づいているんです。四方だと五色にならないんでは?と思うでしょうけど、どこにあるかというと・・・。

黄色⇒土であることから、土俵が黄色であるということになります。(かなりトリビア的なネタですが。)

薬膳は、日本では明治政府が漢方治療を禁止してから今まで、民間医療的な扱いから脱することが出来ませんでした。「和漢方」と「薬膳(中医学)」は異なるものだという認識ももたれていません。

ただし、今、アメリカをはじめとした先進国の医学会では世界3大伝統医学というのが注目・研究されています。

これらがWHO(世界保健機関)でも承認され、日本の医学会でも研究されるようになりました。

ここで、肝心なのは、『食べ物は薬そのものではない』ということです。

味が良いだけでなく、季節感や食感のバランス、見た目の美味しさなども充分クリアした上で、食べる人の体質や体調・気分、そしてTPOに合わせた食事を摂ることがココロの健康を保つことにもなるのだと思います。

という事で、食事と色の関係(空間・テーブルコーディネート・食べ物そのもの)は、切り離すことの出来ない関係があり、薬膳と色の相乗効果を考えて見たいと思っています。

ただ、薬膳というと『薬臭そう』とか『難しそう』というイメージが強いと思います。

今、NHKで『チャングムの誓い』という番組をやっています。薬膳の先生方も見ていて納得できる内容だそうです。丁度、今、始まったくらいです。早速、見てみようと思います。

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2005年11月 3日 (木)

有東木ワサビは成長できるか?

今年の5月~『焼津おでん探検隊&焼津ゆりかもめ親交会』が主催する『かつおまぐろプロジェクト2005』に参加していました。

wasabi1その第4回(8月28日)は、『まぐろ五種類食べ比べ』というテーマで本マグロ・ミナミマグロ・バチマグロ・キハダマグロ・ビンチョウマグロを存分に食べさせてもらいました。(当日の様子は8月28日のブログを見てください)

その時、有東木こだわり倶楽部(静岡市)の方がスーパーティーチャーとして山葵について講演してくれました。静岡市有東木(うとうぎ)というのは、今から約400年前に栽培がはじまったという歴史を持ち、伊豆の山葵栽培のルーツでもあります。(伊豆の山葵栽培は約260年前に有東木から山葵の苗を持ち帰ったことが始まりなのだそうです。)

1607年に駿府城に入城した大御所徳川家康に献上されたところ、門外不出のご法度品として珍重されたのだそうです。徳川家の家紋が葵の紋であることは、ここから来ているのでしょうか?

8月28日の『かつおまぐろプロジェクト2005』の時には、お土産として有東木山葵の茎を頂きました。

実は、これを水に浸したガーゼにくるみ大き目のビニールに入れて冷蔵庫にしまっていたんです。(夏場は、外に出しておくとダメになってしまうと考えてです。)

しばらくして、芽が出始めました。だんだん芽が長くなって来て葉っぱが出始めました。だんだん涼しくなってきたので10月末に、冷蔵庫から取り出して少し日があたるようにしました。

wasabi2

そして、今日、湧き水が出るところに植え替えたんです。近所の十二艘川でも、一年中あちこちで水が湧き出しています。十二艘川といえば、徳川家康が駿府城を築城し、安倍川の治水工事などを行うために物資を運んだ川で常に駿府城や安倍川の伏流水が流れ続けています。

これから、この山葵が根付いてくれたら嬉しいなあなんて思ってますが、難しいでしょうね。

ちなみに、山葵の薬膳的分析をすると次のようになります。

  • 食味、食性 … 辛苦、温熱性食品
  • 帰経     … 肺・胃
  • 主要効能  … 温中、殺魚毒、発汗、利尿、涼血

(薬膳教本 柴田書店インターリンクより)

昔の人は凄いですよね。経験的に、生魚を食べるときに山葵を付けていたのですから。

ちなみに、自分的には鰻の白焼きにをワサビ醤油で頂くのが好きですし、ワサビ漬けも好きです。(自称、薬味フェチです。)

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2005年11月 1日 (火)

グルメのあとはダイエット

昼ごはんに骨付きのラムローストを食べ、夕飯のあとホテルのケーキを食べてしまった今日。

ホテルセンチュリー静岡のショートケーキは、生クリームが甘すぎず軽い感じにホイップされていたのと、スポンジも軽い食感に仕上がっていたので美味しくて、つい、食べすぎちゃいました。

多分、今日一日のエネルギー摂取量は3,000kcalを越えてしまっているんじゃないかな?

最近、肥えすぎてしまっているので、夜、久々にジョギングをしました。

1kmを6分くらいで走るので相当遅いです。高校生の頃は1kmを3分チョットで走っていましたから、早歩きに毛の生えたようなモンですが気が付いたことがあります。

全部で6kmくらい走りましたが、最初の2kmくらいは体が硬くて血の巡りも悪く、体の中が錆付いてしまっているような感じがしたんです。

肺や心臓が圧迫されるような感覚があるし、『こりゃあヤバイな』と思いました。

2kmを過ぎたあたりからようやく体が動き始めた感じです。よくダイエットを話題にするTVなどで「運動し始めて15分間は、まだ脂肪の燃焼が始まっていない。」といいますが、実感しました。

逆に15分を過ぎたあたりから体が軽くなってくるんですね。

今の時期、夜は大分寒くなって来たので完全防備でのジョギングですが、結構汗びっしょりになります。

一回のジョギングで出る汗は大体1㎏くらいかな?

血の巡りがよくなる分肩こりも治るし、汗をかくので一緒に皮脂が出てお肌もツルツルです。

オーバーワークにならないように気をつけつつ、基礎代謝を高めようと思いました。

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