食生活改善普及月間だったんだ!
朝、FMラジオを聞いていました。「中山秀行の愛してジャパン」という内閣府がスポンサーになっている番組です。
そのなかで、今月は食生活改善普及月間だったことを初めて知りました。(これだけ食にこだわっているつもりなのに恥ずかしいです。)
今年、厚生労働省と農林水産省が協働で食事バランスガイドを策定したり食育基本法が施行されたり、ここのところ“食”に対する見直しが急速に進められているような気がします。
食事バランスガイドは、マクロビオテックの理論をかなり参考にしているらしいという話を聞いたことがあります。食事バランスガイドに出てくる逆三角錐の図柄は、日本人の食の基本である穀類を一番上にしたことでこのような形になったのだそうです。
また、食育基本法は、服部栄養専門学校の服部幸應先生が大分前から提唱したことで、法律にまで発展したらしいです。
いずれにしても、現代の日本人の食生活の乱れは目にあまるものがあり、一刻もはやく改善を方向付けないとならないということが国レベルで動き始めた根拠なのだと思います。今日のラジオでも「健康は昨日今日体に良いものを食べたからといって直ぐに効果を期待できるようなものではなく、長年の蓄積が大きな影響をおよぼす」と言っていました。
昔、成人病と言われていたものも、今では生活習慣病と名前を変えています。それだけ若年層の不健康が目立ってきているわけです。特に、若い男性の肥満、若い女性の痩せすぎが多いといわれています。
今日、新しい言葉を覚えました。メタボリック・シンドロームです。内臓脂肪型肥満が、生活習慣病をはじめとする様々な病気を引き起こす原因となることが多く、そのような状態をメタボリック・シンドロームと言うんだそうです。日本内科学会を始めとする8学会が検討委員会で協議し診断基準を設けたのだそうです。
メタボリック・シンドロームにならないためには、食習慣・運動習慣・嗜好の改善が推奨されています。つまり、適度なダイエットを行うことと同義だともいえると思います。
あまり話を難しくしてしまうといけないと思いますが、要するに『ココロもカラダも健康に生活するためには最低限の知識と気遣いが必要』ってことなのだと思いました。
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コメント
とっても納得できる話ですね。深いなぁ~って感じがします☆^^☆
また1つお勉強になりましたφ(..)
投稿: しずまち | 2005年10月 9日 (日) 21時47分