焼津のおでん 小田原のおでん
今日も“旅のひと”です。
早朝は空気が澄んでいて気持ちがよかったです。例の“フィトンチッド”も沢山飛散しているのかも知れませんね。
しかし、自分でも不思議なのは何でお城がこんなに好きなんだろうということです。先日は名古屋城でしたし、今日は小田原城、明日は駿府城について、取材をする予定ですし・・・。もしかして城フェチ?
なんて馬鹿なことを考えながら歩いていたときに、あるものを発見(?)しました。それが、左の写真です。携帯の写真なので写りが良くありませんが・・・。
そう、小田原のおでん会のイベントがあるんです。10月22日・23日だそうです。
そういえば、焼津おでん探検隊の皆さんが小田原の方たちとも交流があるようなことを行ってたっけ?確か、全国のおでんの会が一同に会する“おでんサミット”というイベントもありましたよね。
ところで小田原といえば、蒲鉾が有名ですが、“小田原おでん”ってどういう特徴があるんでしょう?
自分は、子供の頃から黒はんぺんが入っているおでんを近所の駄菓子屋で買い食いしていて、それが全国的にもスタンダードであると思い込んでいました。当然、自宅で食べるおでんにも『何は無くても黒はんぺんだけは入っている』という状態でした。大学に入学した初めての冬、先輩に連れて行ってもらった居酒屋で出てきたおでんのはんぺんが白いのを見て「これって何ですか?」と真面目に聞き、それが静岡以外の地域で云うはんぺんだと知り、カルチャーショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。
でも、はんぺんは軟弱な白ではなく、黒はんぺんじゃなきゃダメというのは変わっていません。やっぱり個人的な嗜好というのは子供の頃に培われたものが大きいんでしょうね。
それぞれの地域で根ざした食文化を守ったり、伝承することは素敵なことですし必要なことだと思います。どんどん進化していくともっと良いと思います。
こういうのって“食育”の一環なんでしょうね。
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コメント
旅食人ですね。しんちゃんは・・。読んでいると、夕食にはずいぶん早いけど、もうお腹が空き始めました。
旅と食の話が続いてアップしたので、どこにレスしようか迷ってしまいました。
小田原おでん祭りには静岡おでんの会が参加されたようです。焼津おでん探検隊は、秋のイベントはこれ以上無理ですし、(^_^;)販売が目的ではないので、春のサミットのほうに参加意義を感じています。
食育については、しんちゃんと同感。
ちょうど、今日(10/23)の静岡新聞の27面・トークバトルのテーマが食育でした。
こういうお母さん達ばかりだと、日本の将来は頼もしいなあ。嬉しいなあ。
こういう親の元で育っている子供の未来も明るいなあ。なんて思いました。
投稿: やんやん | 2005年10月23日 (日) 14時45分
わたしも大学の時初めて県外で暮らしたのですが 冬になりお弁当屋さんでおでんが売っていたとき 黒はんぺんとみそとかつおぶしをさがし、無かったので店員に聞いた事があります。そしてだしの色が薄かったため ココの店は・・と思っていたらすべて薄かった!熊本にて
投稿: 焼津マン | 2005年10月25日 (火) 06時17分