オーストラリア産の牛肉
オーストラリア産の牛肉で作ったローストビーフを食べました。部位は、ストリップロイン(サーロイン)で肥育方法がグラス(牧草のみを食べて育った牛⇒つまり放牧ということ)のものでした。
今、私たちが食べている牛肉はオーストラリア産のものが多いのですが、大概はショートグレインかミドルグレインのものが多いと思います。
ここで、突然ですが、少しオーストラリア産牛肉について詳しく説明したいと思います。
- オーストラリア産の牛肉は、アンガス種という種類の牛が主に育てられています。その他、ヘレフォード・マリーグレー・ショートホーンがいます。最近は、和牛種も交配されているものもでてきています。
- オーストラリアでは、元来、牧草で牛を育てています。
- 食肉用に育てる牛は、去勢することが基本となっています。(一部、ヤングブルといって去勢しないまま育てた雄牛もいます。)
- 育てられた牛は、そのまま屠殺される牛と、その後一定期間穀物を与えられる牛に分けられます。これが、グラスフェッドとグレインフェッドの違いです。
- グレインフェッドはショートグレイン、ミドルグレイン、ロンググレインと三段階に区別されています。読んで字のごとく穀物肥育の日数によって区分けされています。この日数の差によってサシ(脂)の乗りが違ってきて、柔らかさにも影響してきます。
- ショートグレインとは、牧草を食べさせて肥育したあと100~120日穀物肥育したものです。ミドルグレインは150~180日、ロンググレインは200日以上のものです。
昔は、オーストラリア産の牛肉は赤身が強く、肉そのものの味が薄く(サシが殆ど入っていない)、脂身が黄色くて筋がきつく、グラスの臭いがきついという、散々な評価が一般的だったような気がします。
ところが、ここ数年、全体的なレベルが急速に上がってきたために、今までのイメージをかなり払拭してきていると思います。
ただ、今回はグラスフェッドのストリップロインをそのままローストビーフにしたのですから、一抹の不安が残っていました。
ところがです!!結構いけるじゃありませんか!?
脂身の色も黄色が殆ど出ず、グラス臭さも殆ど気にならず、それなりに柔らかくできあがっているじゃありませんか!
もともとサシが無いのは仕方がありませんが、レアに焼き上げることで全然問題なく食べることが出来ました。(ウェルダンだと火が入りすぎなので硬さが目立ってきてしまいます。)
昔のイメージを引きずったまま今まで食べずにいましたが、見直しちゃいました。お陰で、ダイエットどころでは無くなってしまった一日でした。(トホホ・・・。)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント