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2005年9月11日 (日)

デパ地下 大盛り上がり

最近のデパ地下はすごいですね。                                  色々なお店がそれぞれ工夫したお惣菜を魅力的に演出して売り込んでます。        それにスィーツ系の充実ぶりもここのところ拍車がかかっているような気がします。

  • お惣菜に関しては、数年前からサラダ類を強力なアイテムとして充実させているR1/F(アールエフワン)や柿安本店などが有名ですが、特にR1/Fの売り方にはいつも感心させられます。それぞれのアイテムのエネルギー量だけでなく栄養素について解説がついていたり、「三十品目弁当(だったけ?)」のように、厚生労働省の推奨する食事摂取基準をおしゃれに抵抗なく買えるよう価値訴求に転換したりしているからです。
  • 白を基調とした清潔感のあるお店の照明も他の店とは異なり、普通よりも明るくしているのに落ち着かない店になっていないことなんかも「計算されているな~」と思う点です。誰がプロデュースしているのか知りたいところです。

  • スウィ-ツに関しては、お店の演出が食べ物やっぽくない店作り(いい意味で)が多くなっているみたいです。
  • 以前、新丸ビルの地下で、化粧品売り場のような店を発見してビックリしたことがあります。
  • 最近は、CIをしてメチャメチャ高級感を出して生菓子系を充実させたことで売上が上がっている企業もありますし、何よりも“パティシエ”という言葉が一般の人にも通じる言葉になってきたこと自体がすごいことだと思っています。

自分が18~15年前に上野松坂屋 地下食品売り場でアルバイトをしていたときは、バブル全盛期でしたが、まだまだお惣菜自体が今のような日の目を見ていなかった時代でした。

今日、松坂屋静岡店に立ち寄ってみて売り場そのものの空間の取り方や演出を見ましたが、普段、東京都内のデパ地下を散策するのと遜色ないくらい進化していました。

どれも美味しそうに売られていますし、何よりも活気がありました。これからは、都内や大都市のデパートだけでなく、地方の売り場も楽しめそうです。

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コメント

こんにちは。
グルメとダイエット…。直截なタイトルですね。グーグルで一発目に出てくるほどのことであります。
R1/f店舗、普通にハイセンスでいいですね。程よいグレード感があるので、単にお惣菜買っているだけなのに、すこし余裕な気分になることもたしか。
そこって神戸コロッケの会社ですよね?静岡県の中遠地方にある工場は、あの安藤忠雄さんの設計になるものです。何年か前に見学させてもらいました。
きっと、経営者は、普請道楽にちがいない。

投稿: poooon | 2005年9月12日 (月) 13時31分

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